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今後の葬儀スタイル

今後、ごく少人数での弔いの形が主流になってくるように思われます。

核家族化がさらに進み、独身者が増えそれに伴い親戚づきあいも減ってきます。さらに世帯当たりの可処分所得が減少するようなご時世では、冠婚葬祭に大きなお金をかける人は少数派になることが予想されます。

高齢者はかつてと違い、若い世代にお金を使えなくなります。子や孫の援助どころか、自身の生活で精いっぱいだからです。したがって、祖父母を弔う時に感謝の念を込めて見送るという気持ちはそのままでも、『お金をかけないとばちあたり』という感覚は希薄になるでしょう。

余裕がある生活を送れるような時代が再び来ることを願うばかりです。